【レンタカー引越し】費用は？元店長がメリット・デメリット＆車種選びを解説！

 

 

 

 

 

※引っ越し繁忙期のトラックレンタルは予約が集中しますので、複数のレンタカー会社を比較しておきましょう。

 

レンタカー引っ越しの費用はいくらかかるの？

 

レンタカー引っ越しの費用は、以下の要素で決まります。

 

一般的に、小型トラック（1t〜2tクラス）を1日（24時間）借りる場合、基本料金だけで15,000円〜25,000円程度が目安となります。

例えば、トヨタレンタカーのT1クラス（1t平トラック）なら、24時間で15,950円〜、ニッポンレンタカーのT1クラスなら24時間で16,500円〜となっています(2024年6月現在)。

 

ただし、これらはあくまで基本料金です。これに加えて、

 

• 免責補償料: 1日あたり1,100円〜2,200円程度

 

• 乗り捨て料金: 借りた店舗と異なる店舗に返却する場合（特に長距離引越しの場合）

 

• 燃料代: 返却時に満タン返しが基本

 

• オプション料金: 台車、ロープ、毛布などのレンタル料金（必要な場合）

 

• 超過料金: 時間超過した場合

などが加算される可能性がありますので、注意が必要です。

 

レンタカー会社やトラックの種類（平ボディ、アルミバンなど）、時期（平日/休日、繁忙期/閑散期）によって料金は大きく変動します。

必ず事前に各社のウェブサイトで料金を確認し、見積もりを取って比較検討しましょう。

（2024年6月現在）

 

 

上記はあくまで一例であり、実際の料金は店舗や時期、予約状況によって異なります。

 

必ず各レンタカー会社の公式ウェブサイトで最新の料金を確認し、見積もりを取ってください。

 

引越しで利用する場合は、「引越し利用」であることを伝えて、適切な車種やプランを選びましょう。

 

多くのレンタカー会社では、引越しシーズン（特に3月〜4月）は特別料金が設定されることがあります。

 

レンタカーで引越しは本当に安い？元店長シバがメリット・デメリット、注意点を徹底解説！

 

「引越し費用を少しでも安くしたい…」そう考えて、レンタカーを使った自力引越しを検討している方もいるのではないでしょうか？

 

実は私、元店長シバも、「とにかく費用を抑えたい！」という一心で、単身引越しの際にレンタカー引越しに挑戦した経験があります。

 

結論から言うと、レンタカー引越しは、やり方次第で費用を大幅に節約できる可能性があります。しかし、注意点やデメリットも多く、全ての人におすすめできるわけではありません。

 

この記事では、元店長シバの経験と知識を元に、レンタカー引越しのメリット・デメリット、注意点をまとめました。

 

 

• メリット・デメリット
• 注意点
• 車種選び
• 保険
• 運転のコツ
• 荷物の積み方
• 搬入経路の確認
• 向き不向き

 

…など、皆さんが知りたい情報を、詳しく、分かりやすく解説していきます！

 

レンタカー引越しのメリット
まずは、レンタカー引越しのメリットから見ていきましょう。

 

• 費用を抑えられる: これが最大のメリットです。引越し業者に依頼するよりも、大幅に費用を抑えられる可能性があります。特に、単身で近距離の引越しの場合、数万円単位で費用が変わってくることも。
• 自由なスケジュールで引越しできる: 引越し業者の予約状況に左右されず、自分の都合の良い日時で引越し作業ができます。
• 自分のペースで作業できる: 時間に追われることなく、自分のペースで荷造りや搬出・搬入ができます。

 

レンタカー引越しのデメリット

 

次に、デメリットも確認しておきましょう。

 

• 手間と時間がかかる: 荷造り、搬出・搬入、運転、返却…全て自分で行う必要があるため、手間と時間がかかります。
• 体力が必要: 特に、大型家具や家電がある場合は、かなりの重労働になります。
• 運転技術が必要: 普段トラックを運転しない方は、慣れない運転に苦労するかもしれません。
• 事故のリスクがある: 慣れないトラックの運転、荷物の破損、建物への傷…様々なリスクがあります。
• 大型家具・家電の運搬が難しい: 一人で運べないもの、トラックに積めないものがある場合は、別途業者に依頼する必要があります。

 

レンタカー引越しの注意点

 

レンタカー引越しを成功させるためには、以下の点に注意しましょう。

 

車種選び:

• 荷物量に合った車種を選ぶ
• 軽トラック: 単身者や荷物の少ない方に最適。ただし、高さ制限に注意！
• 1tトラック (平ボディ/アルミバン): 単身〜二人暮らし、ある程度の荷物量がある方に。
• 2tトラック (ショート/ロング): 家族引越し、または単身でも荷物が多い方に。
• 平ボディ: 荷台がむき出しのタイプ。ロープでの固定が必要。
• アルミバン: 箱型の荷台。雨風から荷物を守れる。
• 必ず事前に内寸を確認:トラックの荷台のサイズ（長さ、幅、高さ）を確認し、自分の荷物が全て積めるか確認しましょう。
• AT車を選ぶ: 運転に不慣れな方は、AT車を選びましょう。

 

【元店長シバのアドバイス】

 

迷ったら、少し大きめのトラックを選ぶのがおすすめです。荷物が思ったより多くなったり、積み方が下手でスペースを無駄にしたり…ということもありますからね。

 

保険:

• 必ず車両保険、対人・対物保険に加入: レンタカー会社で加入できます。
• 免責補償制度も検討: 自己負担額を軽減できます。

 

【元店長シバのアドバイス】

 

万が一の事故に備えて、必ず保険には加入しましょう。

 

特に、トラックの運転に慣れていない方は、免責補償制度も利用することをおすすめします。

 

運転:

• トラックの運転に慣れていない場合は、十分に注意:
• 事前に、トラックの運転練習をしておくと安心です。
• 特に、バックや右左折、車庫入れは、慎重に行いましょう。
• 高さ制限のある場所（高架下、トンネルなど）に注意！

 

長距離運転の場合は、休憩をこまめに取る

• 疲労運転は事故の原因になります。

 

【元店長シバのアドバイス】

 

不安な方は、運転経験のある友人や家族に手伝ってもらうのがおすすめです。

 

荷物の積み方:

• 重いものを下、軽いものを上に: 安定性を高め、荷崩れを防ぎます。
• 隙間なく、バランス良く積む: 荷物が動かないように、隙間なく、バランス良く積みましょう。
• 壊れやすいものは、緩衝材で保護: 緩衝材（プチプチ、毛布など）でしっかり保護しましょう。
• ロープやベルトで固定: トラックの場合は、ロープやベルトで荷物を固定しましょう。（ロープの掛け方は、動画などを参考に）

 

下記に、元店長シバが試したロープの掛け方のYouTube動画を貼っておきましたので、必要な方は参考にしてください。

 

搬入経路:

事前に、新居の搬入経路を確認:

• トラックが通れる道幅があるか？
• 駐車スペースはあるか？
• 階段やエレベーターの有無、サイズは？
• 玄関や廊下の幅は？

 

必要に応じて、道路使用許可を申請:

• 道路にトラックを長時間駐車する場合は、警察署に道路使用許可を申請する必要があります。

 

レンタカー引越しに向いている人

• 費用を抑えたい方: 引越し業者に依頼するよりも、費用を大幅に抑えられます。
• 自分のペースで引越ししたい方: 時間に縛られず、自分のペースで作業できます。
• 単身者や荷物が少ない方: 軽トラックや1tトラックで十分な場合が多いです。
• 体力に自信のある方: 荷物の積み下ろしは重労働です。
• 運転に慣れている方: トラックの運転に慣れている方であれば安心です。
• 近距離の引越し: 長距離の引越しは、運転の負担が大きくなります。

 

レンタカー引越しに向いていない人

• 荷物が多い方: 複数台のトラックが必要になったり、積み込みが大変になります。
• 大型家具・家電がある方: 一人で運べない、トラックに積めない場合があります。
• 体力に自信がない方: 荷物の積み下ろしは重労働です。
• 時間に余裕がない方: 引越し作業には、予想以上に時間がかかります。
• 運転に慣れていない方: トラックの運転に慣れていない方は、事故のリスクがあります。
• 長距離の引越し: 運転に慣れていない方は特に注意が必要です。

 

まとめ

 

レンタカー引越しは計画と準備が成功のカギ！

 

レンタカーでの引越しは、費用を抑えたい方や、自分のペースで引越ししたい方におすすめの方法です。

 

しかし、注意点もいくつかありますので、向き・不向きをしっかりと見極め、計画的に準備を進めることが、レンタカー引越しを成功させるための最大のポイントです。

 

「自分には難しそう…」と感じた方は、無理せず引越し業者さんに依頼しましょう。

 

また、「引越し侍」などの一括見積もりサイトを利用して、レンタカー引っ越しの料金比較をすることで、より深く検討できますよ！

 

もし、レンタカー引っ越しと引っ越し業者の料金比較をしてみて、多少の料金の違いならば、どちらを選ぶことが良いのかハッキリとわかるからです。

 

元店長シバのレンタカー引っ越し体験談

 

 

実は、元店長シバも以前レンタカーで引っ越しをしたことがあるんです。

 

その時は、単身パックのサイズよりも荷物の量が多かったので、1トン弱のレンタカーを借りる一択で準備を進めていきました。

 

時期は8月下旬、晴天の日でした。

 

実際の作業では、レンタカーを借りてきて、台車を使って段ボールを荷台に積むのは簡単だったのですが、ちょっと大きめの冷蔵庫とシングルベッドにはてこずりました。

 

特に、冷蔵庫は、なんとかトラックの荷台まで運ぶことはできたのですが、固定するためのロープ掛けの方法を知らなかったため困り果てました。

 

結局、荷台に上手に積み込むことができず、2回往復する羽目に…。

 

シングルベッドも枠が大きく、重かったので、荷台に運び入れるのに苦労しました。

 

以前、大手引っ越し業者の作業員と話したことがあるのですが、新人のアルバイトだと引っ越し作業に慣れていない場合は、1から2日くらいでへばってしまうことが多いそうです。

 

つまり、引っ越しとはそれほど疲れる作業なのです。ましてや、普段身体を動かすことに慣れていない人には、翌日にかなりの影響があることを覚悟しなくてはならないそうです。

 

少し心配だったのは、幌なしのトラックを予約しておいて当日雨になったときのことです。

 

この件をレンタカー会社に質問してみましたら、幌は数があるそうですが、他の人から予約が入っていればなくなるそうです。つまり早い者勝ちということだそうです。

 

ついでに、幌がなくなった時の対応についても質問をしてみました。

 

その場合は「車を変更する」しかないそうです。

 

当日が雨で幌もなくなっていたならば、当然雨に対応した車もなくなっているのではないかと思ったのですが…。

 

さらに、「雨に対応した車がなければどうするのか？」と突っ込んで聞きますと、「あとは自分で何とかしてください」とつれない返事が返ってきました。

 

大手自動車メーカーの看板を上げているレンタカー会社で起こった出来事でした。

 

他にも、作業で必要となる台車の件で質問をしてみました。

 

「台車のレンタルは大丈夫ですか？」

 

これも、さきほどと同様の答えが返ってきました。

 

「台車は数台の用意があるのですが、なくなったらごめんなさい」ということでした。

 

はっきりわかったのですが、レンタカー会社では車をレンタルするのみで、引っ越しの対応に関しての準備はしていないということのようです。

 

「そのぶん費用が安いのだから、後は自分でなんとかしてください」と、答える理由がわかりました。

 

レンタカー引っ越しで準備したこと

 

※トヨタトラックは、リアタイヤの径が小さいため、荷台の高さが低く、荷台にタイヤハウスが無いことから、荷物をつむ作業が楽になります。

 

荷物の量では、単身やや多めの引っ越しに向いていますが、ロープ掛けなどの技術が必要になる可能性があるので注意です。

トヨタ　トラックから参考

 

元店長シバが予定していた車両は、後輪がダブルタイヤのトラック850�sタイプ、もしくは、ワンボックスタイプでした。

 

ダブルタイヤのモデルは、荷物の積み下ろしが楽になるので必須だったことと、荷物の量の具合からトラック850�sタイプがピッタリだと思ったからです。

 

どちらを選ぶかは、引っ越し日の天候と荷物の量次第と言うわけでしたが、事前に荒天になることが予想されるのであれば、迷わずワンボックスのレンタルを考えていました。

 

ただ、自分一人のお気楽な引っ越しでしたので、気分的には楽々だったのですが、一点だけ気になることもありました。

 

それは、荷台に荷物を固定するためのロープ掛けの仕方です。

 

荷物を固定するロープ掛けに関しては初心者でしたので、早速、ユーチューブ動画を探してきて付け焼刃でノウハウを学ぶことにしました。

 

 

結局、単身、荷物やや多め、距離おおよそ7キロ、幌なし850キロトラックで、心配だった天候は、好天の単身引っ越しとなりました。

 

後は、自分の体力を信じて、単身引っ越しに集中するだけです。

 

引っ越し作業の開始は朝10時からと決めました。

 

移動距離はおおよそ7キロくらいと近場の引っ越しだったので時間のスケジュールを立てました。

 

このスケジュールでも段取リストをフルに活用しました。

 

特に、苦労したのは、引っ越しに必要な段ボールの調達でした。

 

予想外にてこずった無料段ボールの調達

 

無料段ボールでは、近くの薬局とスーパーで貰ってくることを考えていたのですが、もらうために数件の薬局とスーパーをまわってみると、お店によっては嫌な顔をされることもありました。

 

特に、小さい薬局ですとその傾向が強く、中堅のスーパーですと、散らかさなければOKという感じでした。

 

段ボールの調達は、意外と、大変な作業だということを知りました。

 

次の苦労は、小型冷蔵庫の積み下ろしでした。

 

これは予想以上に重量があり積み降ろしに苦労させられ、荷台に固定させるためにロープをかけたのですが、初心者でしたので、うまくできず、搬送中で何度も車を停めて緩みチェックを繰り返すことになりました。

 

あとで、引っ越しプロの人にアドバイスを受けたのですが、荷物を積むだけでも難しいことのようです。

 

荷物を積むときのコツは、荷物同士が支えるように積みこむことが大切だそうです。

 

結局、何度も何度も積み方を工夫したり、ロープ掛けを試してみたりしたのですが、どうしてもうまくいかず、新居まで２回も往復したことから、想定以上の時間がかかってしまい延長料金を支払うことになりました。

 

なんにしても、事故がなかっただけでも幸いということです。

 

元店長シバは、今では、引っ越し業者一択で引っ越しをしているのですが、レンタカーで引っ越しをしたあの時の事を思い出すと、確かに、多少の費用の節約はできたのですが、同時に、リスクと失うものが大きいように感じます。

 

ただ、荷物の量によって難易度も変わりますので、力が余っている人は、良い思い出になるのでチャレンジしてみるのも良いかもしれません。

 

 

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