引越しでの家具・家電の処分|損しない方法を比較

【引越し】家具・家電の処分、捨てる?売る?元店長シバが教える"損しない"方法

引越しでの家具・家電の処分|損しない方法を比較

大型家具の処分と引っ越し




【引越し】家具・家電の処分、捨てる?売る?元店長シバが教える"損しない"方法



男性のイラスト


あなた: シバさん、こんにちは!荷物整理、頑張ってます!でも、最後に残った冷蔵庫や洗濯機、ベッド、ソファ…。こういう大きいものって、どうやって処分すれば一番お得なんでしょうか?


元店長シバ:
こんにちは!荷物整理、順調に進んでいるようで何よりです!そして、ついに最後の「大物」との対決ですね。家具・家電は、処分方法を間違えると、費用が高くついたり、トラブルになったりする可能性もあるので、慎重に計画を立てる必要があります。


あなた:
やっぱりそうですよね…。捨てるのもお金がかかりそうだし、かといって売れるものなのか…。


元店長シバ:
大丈夫です!


この記事では、私、元店長シバと相棒のAIが、あなたの家具・家電を最も「損しない」方法で手放すための、あらゆる選択肢を徹底的に比較・解説していきます!


AIさんと引っ越し準備


ステップ@:その家具・家電、本当に新居へ連れていく?【究極の3択チェック】


あなた:
荷物整理も終盤ですが、一番悩むのが、この大きなソファと古い冷蔵庫なんです…。運ぶのもお金がかかるし、でも捨てるのも大変そうで…。


元店長シバ:
わかります!大物家具・家電の判断は、引越し準備のクライマックスですよね。感情だけで決めると後悔しますよ。そこで、冷静に判断するための「究極の3択チェックリスト」を伝授します!この3つの質問に「YES」と答えられないものは、手放すことを真剣に考えましょう。


究極の3択チェックリスト



チェック@:運ぶ費用は、買い替えるメリットより安いか?


元店長シバ:
まずはお金の話です。大型の家具・家電は、運ぶだけで数千円〜数万円の引越し費用がかかります。もし古いものであれば、そのお金を払って運ぶ価値があるか、冷静に計算してみましょう。


あなた:
具体的に、どう考えればいいですか?


元店長シバ:
例えば、引越し業者に冷蔵庫(大型)を運んでもらうと、オプション料金などで約5,000円〜15,000円かかることがあります。


一方、新しい冷蔵庫を買うと、送料無料・設置無料、さらに古い冷蔵庫の引き取りまでしてくれるお店が多いんです。最新モデルなら電気代も安くなりますよね。


「運ぶ費用」「買い替えで得られるメリット(配送料無料・設置無料・電気代節約など)」を天秤にかけて、どちらがお得か判断しましょう。



チェックA:新居でも、まだまだ現役で活躍できるか?


元店長シバ:
次に、その家具・家電の「寿命」と「状態」です。せっかく運んでも、新居ですぐに壊れてしまっては意味がありません。


あなた:
どのくらいが寿命の目安ですか?


元店長シバ:
特に家電は、裏側や内側に貼ってあるシールで「製造年」を必ず確認してください。


  • 製造から5年以上:買取価格がぐっと下がります。
  • 製造から7年以上:買取不可になることがほとんどです。
  • 製造から10年以上:引越しの振動がきっかけで故障するリスクも高いので、思い切って買い替えるのがおすすめです。


家具の場合は「グラつき」「大きな傷や汚れ」「カビ臭さ」がないかチェック。新居に持ち込みたくない状態なら、それが手放すサインです。



チェックB:新居の「サイズ」と「雰囲気」に本当に合っているか?


元店長シバ:
これはよくある悲劇です…。せっかく運んだ大きなソファが、新居の玄関や階段を通らず、泣く泣く処分…なんてことも。そうならないために、メジャーは必須アイテムです!


あなた:
どこを測ればいいんでしょうか?


元店長シバ:
以下の場所の寸法を測り、一番大きな家具(ソファやベッドのパーツなど)が通るか、必ず確認してください。


  • 新居の玄関ドアの幅・高さ
  • 廊下の最も狭い部分の幅
  • エレベーターの入口と内部の寸法
  • 階段の幅と踊り場のスペース


また、今の部屋ではお気に入りだった家具も、新しい部屋のフローリングの色や壁紙と合わない、ということもよくあります。新居の写真を撮っておき、「本当にこの家具、この部屋に置きたいかな?」と自問自答してみましょう。



ステップA:【AI比較】5つの処分方法、どれが最適?


AIイラスト


AIさん解説:
シバさん、ありがとうございます。手放すと決めた家具・家電の処分方法は、主に5つあります。それぞれの「費用」「手間」「メリット」「デメリット」をAIが比較分析しました。ご自身の状況に最も合う方法を選びましょう。


処分方法 費用の目安 メリット デメリット こんな人におすすめ
粗大ゴミ(自治体) 数百円〜数千円 費用が最も安い 自分で搬出する必要がある、手続きが面倒 とにかく安く捨てたい、自分で運べる人
リサイクルショップ(出張買取) 無料〜(売れればプラス) 自宅まで査定・搬出に来てくれる 買取価格が安い、買取不可の場合も 少しでもお金にしたい、運べない人
フリマアプリ・ジモティー 売れればプラス 最も高く売れる可能性がある 出品・梱包・発送の手間、トラブルリスク 手間を惜しまない、人気モデルの製品
引越し業者の引き取り 数千円〜 引越しと同時に処分できて楽 料金が割高な場合がある、対応業者のみ 手間を究極まで省きたい人
不用品回収業者 数千円〜数万円 即日対応など、とにかくスピーディー 費用が最も高い、悪質業者に注意 すぐに、まとめて処分したい人

(2025年9月9日現在 AI分析データ)



【元店長シバの注意喚起】「無料で回収します」の軽トラは危険!


困った女性


元店長シバ:
ここで、皆さんに絶対に知っておいてほしい注意点があります!街をスピーカーで巡回している「ご家庭で不要になった、どんなものでも無料で回収します」という軽トラック、見かけたことありませんか?


あなた:
あります!ちょうどいいタイミングで来てくれたら、便利そうですよね?


元店長シバ:
絶対に利用してはいけません!


一見、親切なサービスに見えますが、彼らの多くは、家庭のゴミを運ぶために必要な「一般廃棄物収集運搬業」の許可を自治体から得ていない、違法な業者なんです。


あなた:
違法なんですか!?


元店長シバ:
はい。そして、彼らには決まった手口があります。


これを知っておくだけで、トラブルを100%回避できますよ。



これが「無料回収」の恐ろしい手口です!


驚いた男性イラスト


  1. 甘い言葉で荷物を積ませる
    「無料ですから、何でも積んでください!」と、非常に愛想よく対応し、あなたが断る前に、あれよあれよと家具や家電をトラックに積み込んでいきます。

  2. 積み終えた瞬間に態度が豹変する
    そして、荷物をすべて軽トラに積み終えた後、彼らの態度は豹変します。

  3. 高額な「運搬費」を請求する
    「回収は無料ですが、運搬と処分には費用がかかります」と言って、数万円という高額な料金を請求してくるのです。見積書も契約書もありません。

  4. 断れない状況で支払いを強要する
    荷物はすでにトラックの上。大声を出されたり、威圧的な態度を取られたり…。断りたくても断れない状況を作り出し、支払わざるを得なくさせるのが彼らの狙いです。



高額請求だけじゃない!隠れた3つのリスク


驚いた女性イラスト


  • リスク@:不法投棄
    回収されたあなたの家具や家電は、山の中などに不法投棄される可能性があります。もし、そこからあなたの個人情報が見つかれば、あなたが罪に問われる危険性すらあるのです。

  • リスクA:個人情報の漏洩
    処分したパソコンやスマートフォン、書類などから、個人情報が抜き取られ、悪用される危険性があります。

  • リスクB:泣き寝入り
    彼らは身元を明かしません。後からトラブルに気づいても、連絡先もわからず、泣き寝入りするしかなくなってしまいます。


元店長シバ:
ですので、どんなに便利そうに見えても、絶対に声をかけない、利用しないことを徹底してください。


不用品の処分は、必ず前のセクションで紹介した自治体のルールに則った方法や、引越し侍で提携しているような、信頼できる買取・回収業者を利用しましょう。それが、あなた自身を守るための、唯一の方法です。



【AIさん解説】忘れてはいけない「家電リサイクル法」


AIさん解説:
もう一つ、法的な注意点です。以下の4品目は「家電リサイクル法」の対象となり、粗大ゴミとして捨てることは法律で禁止されています。


  • エアコン
  • テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)
  • 冷蔵庫・冷凍庫
  • 洗濯機・衣類乾燥機


あなた:
粗大ゴミで捨てられないんですか!?では、どうやって処分すれば…?


AIさん解説:
はい。これらの家電は、有用な資源をリサイクルするために、国が定めた正しい方法で処分する必要があります。その際に「リサイクル料金」と「収集運搬料金」という2つの費用がかかりますので、ご注意ください。



費用はいくらかかる?「リサイクル料金」と「収集運搬料金」


@ リサイクル料金 A 収集運搬料金

メーカーや大きさによって定められた全国共通の料金です。
【料金目安】
・テレビ:1,320円〜
・冷蔵庫:3,740円〜
・洗濯機:2,530円〜

家電を収集場所まで運んでもらうための料金です。依頼する業者によって料金が異なります。
【料金目安】
・約2,000円〜3,000円程度

(2025年9月6日現在)


支払う合計金額 = @ リサイクル料金 + A 収集運搬料金 となります。



【具体策】正しい処分方法はこの4パターン


あなた:
なるほど、費用については分かりました。では、具体的にどこにお願いすればいいのでしょうか?


AIさん解説:
はい、処分方法は主に以下の4つのパターンがあります。ご自身の状況に合わせて最適な方法を選びましょう。


  1. 【一番カンタン】新しい製品に買い替えるお店に引き取ってもらう
    引越しを機に家電を買い替える場合は、これが最も簡単な方法です。新しい製品の配送時に、古い家電をそのまま引き取ってもらえます。リサイクル料金と収集運搬料金は、新しい製品の購入時に一緒に支払います。

  2. その製品を購入したお店に引き取ってもらう
    買い替えはしないけれど、どこで買ったか覚えている場合は、その購入店に引き取りを依頼できます。お店には引き取る義務があります。料金や手順については、直接お店にお問い合わせください。

  3. お住まいの自治体に問い合わせて処分する
    買ったお店が不明、または遠方の場合は、お住まいの市区町村の案内に従って処分します。一般的な流れは以下の通りです。


    • @ 自治体の「家電リサイクル受付センター」などに電話で申し込む。
    • A 郵便局で「家電リサイクル券」を購入し、リサイクル料金を支払う。
    • B 指定された収集日に、収集運搬業者が家まで引き取りに来てくれる。(この時に収集運搬料金を支払う)


  4. 引越し業者に引き取りを依頼する
    引越し業者によっては、オプションサービスとして家電リサイクル品の引き取りを行っている場合があります。引越しと同時に全ての手続きを済ませたい場合は非常に便利です。

    ただし、収集運搬料金が割高になる可能性もあるため、見積もり時に必ず料金を確認しましょう。


元店長シバからのアドバイス:
色々方法はありますが、一番楽で間違いがないのは、やはりパターン@の「買い替えるお店に引き取ってもらう」か、パターンCの「引越し業者にまとめてお願いする」ですね。


特に家電リサイクル法対象の4品目は、引越し準備の早い段階でどうするかを決めておかないと、直前になって「捨てられない!」とパニックになる原因になります。早め早めの計画が、成功の鍵ですよ!



まとめ:計画的な処分で、引越しも心もスッキリ!


元店長シバ:
いかがでしたか?


大きな家具や家電は、「運ぶ vs 買い替える」の費用を冷静に比較し、「まだ使えるか」を見極め、そして「新居に本当に合うか」を考える。この3つのステップを踏むだけで、後悔のない、賢い選択ができるようになるんです。


引越し準備における大物家具・家電の処分は、「直前に焦らない」ことが最大のコツです。早めに計画を立てて行動することが、結果的に一番の節約に繋がりますよ。


家具・家電の整理に目処がついたら、次は荷物整理全体の総仕上げです。他の品目の整理術や、引越し準備全体の流れについては、こちらのまとめ記事で最終確認してくださいね!

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