


元店長シバ:
いやぁ、シバですわ。
最近、街中で、あの可愛らしい「リンゴのマーク」のトラック、よく見かけやしませんか?
そう、「アップル引越センター」さんです。
「電話なしで、ネットだけで予約完了?」
「訪問見積もりもナシ?」
なんていう、今どきの「IT(アイティー)」を使ったスマートなやり方で、人気急上昇中らしいですな。
元店長シバ:
ですがね、私ぁ、この道(金券ショップ元店長)のプロとして、少し心配になるんです。
「機械(ネット)任せで、当日のトラブルはねぇのかい?」
「便利料として、料金が割高になってやしませんか?」
あなたも、そう思ってやしませんか?
元店長シバ:
だからこそ、決心しました。
この際、私シバが、あなたの代わりに「予約してみたつもり」で、その自慢のシステム「ラクダ(Rakuda)」の実力と、意外な「落とし穴」を、徹底的に確かめてやろうじゃねぇかと!


元店長シバ:
と、威勢よく言ったはいいものの、まずは「敵(システム)」を知らなきゃ始まらねぇ。
AI教授、アップルさんの「ラクダ」ってのは、一体何者なんですかい?
AIさん:
はい、元店長シバさん。
「ラクダ(Rakuda)」とは、アップル引越センターが独自開発した、WEB見積もり&予約システムのことです。
最大の特徴は以下の3点です。
元店長シバ:
なるほどね…。
「人と話さなくていい」ってのは、確かに楽ですわ。
じゃあ、私シバが、実際にスマホで入力しているつもりで、シミュレーションしてみますわ。
【スマホ画面(シミュレーション)】

私(シバ):
「へぇ、住所を入れて、引越し日を選んで…おっ、このカレンダー、『安い日』と『高い日』が一目瞭然じゃねぇか。こりゃあ親切だ」
私(シバ):
「次は荷物の入力か。冷蔵庫、洗濯機、ベッド…。ん?ダンボールの数も入れなきゃならねぇのか。まだ荷造り前だから、正確な数なんざ分からねぇぞ…とりあえず『20個』くらいにしとくか」
私(シバ):
「おっ!入力完了と同時に、『28,000円』って出たぞ!こりゃあ早い!しかも、そこそこ安いじゃねぇか!」
元店長シバ:
…とまぁ、確かにこりゃあ便利ですわ。
引っ越し業者の営業マンと、お茶飲みながら腹の探り合いをするあの時間(訪問見積もり)が、全部カットできるんですから。
だが、ここに「大きな落とし穴」があることに、あなたは気づきましたかい?
元店長シバ:
アップルさんのシステムは、「あなたが入力した情報」が全てです。
つまり、「入力ミス」の責任は、全て「あなた」が負うことになるんですわ。
元店長シバ:
つまり、こういうこった。
元店長シバ:
そしてね、本当のプロは、アップルの「提示価格」を鵜呑みにはしやせん。
「アップルのWEB見積もりは、〇〇円だった。じゃあ、他社はどうだ?」
そうやって、アップルの価格を「基準」にして、「引越し侍」で、サカイやアート、地元の業者と競わせるんです。
「アップルさんは、訪問なしでこの値段ですわ。御社は、訪問してくれた上で、もっと安心で安いプランを出せますかい?」
これこそが、IT(アップル)と人間(他社)の良いとこ取りをする、最強の戦略なんですわ。